密室收藏家

密室收藏家
定價:300
NT $ 237 ~ 270
  • 作者:大山誠一郎
  • 譯者:倪志榮
  • 出版社:白象文化
  • 出版日期:2016-12-08
  • 語言:繁體中文
  • ISBN10:9863584320
  • ISBN13:9789863584322
  • 裝訂:平裝 / 264頁 / 16k菊 / 14.8 x 21 cm / 普通級 / 單色印刷 / 初版
 

內容簡介

日本「本格推理大賞」得主大山誠一郎本格推理小說首度登台!
華麗解開密室之謎的名偵探登場。

  ◎日本「本格推理大賞」得主――大山誠一郎,本格推理小說首度登台。
  ◎綾辻行人對本書的讚詞:欽佩於對本格推理的堅定熱情與真誠。無雜質、高純度、高品質的密室謎題集。
  ◎話題著作、裝滿所有詭計的100%密室推理小說。


  物理詭計+心理詭計+必定再讀的高超技巧=本格推理大賞得獎作品!

  從上了鎖的教室消失的射殺犯、在警察監視下的家中發現的男女屍體、 從空無一人的房間掉落下來的女子。名偵探.密室收藏家精湛的邏輯打開密室之門。這才是本格推理深奧的妙趣!

  物理詭計、心理詭計、必定再讀的高超技巧……千方百計蒙騙讀者的本格推理大賞得獎作品。
 
 

作者介紹

作者簡介

大山誠一郎(Oyama Seiichiro)


  生於1971年、日本埼玉縣。在京都大學就學時,隸屬於推理小說研究會。在籍社團時以「命中犯人」的高手聞名。2002年以短篇作品〈她不可能殺Patience〉出道。2004年出版的《字母謎題》,以純熟的超然邏輯在本格推理上,受到高度評價。2013年以《密室收藏家》受頒第13屆本格推理大賞獎。其他的著作有《假面幻雙曲》、《赤色博物館》。譯作有Edmund Crispin的《為了永久的別離》、Nicholas Blake的《死的殼》。

譯者簡介

倪志榮(Ni, Chih-Jung)


  ■1988年 國立清華大學化學工程學系畢業
  ■1991年 中日交流協會留日獎學生
  ■1993年 日本東京大學工學院合成化學研究所碩士
  ■2014年 中部科學園區模範勞工
  ■曾任地球村美日語中心日語講師
  ■現職華邦電子公司模組技術發展部經理,從事DRAM與Flash的製程研發。
  ■另有譯作: 《半導體乾蝕刻技術》、《化學偵探居禮先生》1~3

  新書預告: 《赤色博物館》、《化學偵探居禮先生4》
 
 

目錄

自 序
第一章 柳園
第二章 少年與少女的密室
第三章 死者為何墜落
第四章 有理由的密室
第五章 降雪積在佳也子的屋頂

 
 

作者序

台湾の読者の皆様へ


  中学生の頃から、密室物の推理小説が大好きでした。

  鍵のかかった部屋や、周囲に足跡のない家や、衆人環視の空間など、犯人が出入りできたはずのない場所で起きた、およそ不可能としか思えない事件。それが鮮やかに解き明かされるさまに目を見張り、密室物と紹介されていれば無条件で飛びつきました。

  密室物の巨匠ジョン・ディクスン・カーに夢中になりましたが、同じぐらい夢中になったのが、さまざまな作家の密室物の秀作を集めたアンソロジーや、一人の作家の密室物ばかりを集めた短編集です。

  長編は物語を膨らませるために密室以外にいろいろな要素を含みますが、短編は密室だけに焦点が当てられ、余分な要素がありません。だから、密室物ばかりを集めた短編集は、好物ばかりを取り揃えたディナーのような楽しみを与えてくれました。

  けれども残念ながら、そうした短編集は多くありません。そうした短編集をもっと読みたい――その願いはやがて、自分でも書きたいという願いへ変わりました。長年のそうした願いをようやく叶えることができたのが、本作『密室蒐集家』です。

  日本のどこかで密室殺人が起きると、密室蒐集家と名乗る謎の男が現れ、たちどころに事件を解決して消え去ります。一九三〇年代から二〇〇〇年代まで、事件の起きる時代はさまざまですが、不思議なことに男は少しも年を取りません。

  時代がさまざまなように、事件もさまざまです。女学校の鍵のかかった音楽室での殺人、刑事たちに監視された現場での殺人、鍵のかかった部屋からの転落死、密室のトリックはわかっているのに密室を作った理由がわからない事件、雪上に犯人が出入りした足跡のない家での殺人……。いずれの事件も密室蒐集家が鮮やかに解き明かし、意外な真相を披露します。

  少年の日、密室物に目を輝かせていた自分自身を満足させられるような作品にしたい。そう思いながら一作一作書き上げる作業は苦労の連続でした。しかしおかげで、かつての自分にも「よかったら読んでみて」と言える作品になったのではないかと思います。

  長年の願いが結実した本作は、私にとってひときわ愛着のある作品です。その本作が、多くの方が推理小説を楽しみ、目の肥えた読者が大勢おられる台湾で紹介されることは、私にとって大きな喜びです。

  一人でも多くの方が本作を楽しんでくださることを願ってやみません。

敬致台灣的諸位讀者

  自從初中生的時候,就非常喜好密室作品的推理小說。

  發生在上了鎖的房間、周圍沒有足跡的房子、眾人環視的空間等,犯人沒道理進出得了的場所,只能認為是根本不可能的事件。對那被精湛解明的情況,吃驚地瞪大眼睛,如果有密室作品被介紹,就會被無條件吸引過去。

  對密室作品的巨匠約翰.狄克森.卡爾入迷,同樣入迷的還有匯集各種類型作家的密室傑作選,以及專收單一作家的密室短篇集。

  長篇作品為了擴大故事的規模,包含了各式各樣密室以外的要素,至於短篇作品則僅聚焦於密室,沒有多餘的要素。因此,專收密室作品的短篇集,就像只將喜好的食物準備齊全的晚餐,帶來那樣的快樂。

  不過遺憾得很,那樣的短篇集並不多。更想要讀那樣的短篇集――那個願望終究轉變成連自己都想寫的願望。好不容易讓多年那樣的願望得以實現的,就是本著作《密室收藏家》。

  一旦在日本的什麼地方發生密室殺人事件,就會出現自稱密室收藏家的謎樣男子,當即解決事件而消失。從一九三〇年代到二〇〇〇年代,發生事件的時代儘管各自不同,不可思議的是男子卻一點也不會老。

  好比時代各自不同,事件也是形形色色。在女子學校上了鎖的音樂教室殺人事件,現場被刑警們監視的殺人事件,從上了鎖的房間墜落死亡,明明知道密室的詭計、卻不知道製作密室理由的事件,雪上沒有犯人出入足跡的屋內殺人事件……。每個事件都由密室收藏家精湛解明,宣布意外的真相。

  想要做到少年時光,對密室作品目光炯炯的自己能滿足的作品。一邊那樣想,一邊逐篇寫完的工作是辛苦的連續。然而托大家的福,想必已經成為也能對過去的自己說「可以的話,讀看看」的作品。

  多年的願望結成果實的本著作,對我而言是格外留戀的作品。那樣的本著作,能在許多人享受推理小說、有鑑賞能力的讀者人數眾多的台灣被介紹,對我而言是巨大的喜悅。

  持續企盼更多人享受本作品。

大山誠一郎
 

內容連載

第一章 柳園 一九三七年

1

黃昏之中,寺町街上沒有人的氣息。

鮎田千鶴四下張望後,穿過被標記為柳園女子高中的校門。手錶的指針正指在下午六點五十分。現在的時刻,正門已經被上鎖,只有旁邊的便門打開著。

一通過校門,二層樓建築、日西合璧的校舍,就在眼前展現優美的姿態。據說風格被稱作木造的文藝復興。正面的玄關被關閉,只有在其右手邊的值夜室、左手邊的工友室,窗裡還點著燈火,剩下的全都一片漆黑。由於兩邊房間的窗戶都以窗簾遮蔽,或許不用擔心這邊的身影會被發現吧。

千鶴一邊往前看正面的玄關,一邊向右拐彎。運動場在前方擴展開來。在白天,沐浴十月上旬透亮的陽光、少女們的歡呼聲交織飛舞的運動場,現在也被黑暗籠罩,連個人影都沒有。建在其左側的雨天體操場,簡直就像蹲坐的巨人。

千鶴突然害怕起來,感覺手臂起了雞皮疙瘩,開始後悔自己魯莽的行為。

快點達到目的後回家吧!千鶴加快腳步,在校舍的角落向左拐彎。左手邊相連的教室,每一間的窗裡也都是一片漆黑。千鶴跑了起來。校舍在途中間斷,可看見後院的行道柳樹。儘管白天是那樣的田園詩意,現在的氣氛卻像是幽靈就要出來的樣子。

在左前方的那一株,就是目標樹!長方形的東西在樹下隱約可見。

有了!千鶴往那邊跑了過去。

是《Y的悲劇》,巴納比.羅斯著,從府立圖書館借來的重要書籍。
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