中文版序
現在、以後,也一邊回想媽媽的味道,一邊繼續做自己的家庭料理。
我談到料理時,常常聽到「懷念媽媽的味道」或「太太做的菜最好吃」。小時候漫不經心吃的家庭料理,長大了以後隨著吃外食的機會愈多,愈懷念也想再吃小時候吃的料理。
結婚後,我一直在國外生活,對我來說家庭料理的原點是再也不能吃到的自己媽媽的味道。現在、以後,也一邊回想媽媽的味道,一邊繼續做自己的家庭料理。住在台北幸虧在超市看到排列著日本進口的食品或調味料,新鮮的食材也比較容易買得到,十分足夠有隨時可以做菜的環境。
日本料理可分別為和食與洋食,和食是用蔬菜、魚以及肉類等材料,以日式高湯和基本的調味料調味的傳統料理;洋食是從江戶末期到明治普及的,使用肉類、奶油等變成日本獨有方式的西洋料理。清爽口味的和食是老人或女性喜歡的味道,又濃厚又香的洋食則被小孩和年輕人喜歡,日本家庭料理的範圍很大,如今,煎餃或麻婆豆腐等中華料理也變成在日本家庭中常做的菜。
其實做菜是很辛苦的事,決定菜單、買菜、洗、切等準備,調味等流程,如果不常做或沒有習慣做的話,為了做菜花一整天的時間才能完成。然而,雖然很辛苦,但一定會有成就感,看到用餐人的表情,開心的樣子,聽到那一句「好吃」,疲倦也都會不見。
這就是我為了家人或好朋友們持續做料理的最大原因。不限於做日本料理,一步一步慢慢地開始做菜吧!
我很榮幸,此次由三友圖書的安排,接到難得的好機會,能夠出版日本家庭料理的食譜。衷心感謝三友圖書及程安琪老師的很多幫忙,鼓勵、支持我的很多朋友們以及在旁邊守護我的家人。如果這本食譜對喜歡、有興趣料理的人有幫助到一些的話,我會更幸福。
大原惠子
日文版序
今となっては母の味の記憶をたどりながら、自分なりに作り続けている毎日です。
料理の話をしている時によく、「おふくろの味が懐かしい」とか「妻が作った料理がいちばん美味しい」などと耳にします。子供の頃に何気なく食べていた家庭料理が、大人になって外食の機会も増えて懐かしく思い、また食べたくなるのです。
結婚以来、海外での生活を続けている私にとっても、家庭料理の原点は二度と食することができなくなった「母の味」です。今となっては、母の味の記憶をたどりながら自分なりに作り続けている毎日です。
幸い、台湾のスーパーマーケットやデパートの食品売り場には、日本から輸入された食品や調味料がたくさんならび、新鮮な食材も比較的手に入りやすく、いつでも自分で料理ができるのです。
日本料理は和食と洋食に分けられます。和食は野菜や魚、肉などの材料をだしと基本の調味料で料理した伝統的な料理で、洋食は江戸時代末期から明治にかけて広まった肉類、バター等を使った西洋料理を日本独自にアレンジされたものです。さっぱりとした和食は年配の方々や女性に好まれ、味がはっきりとしこってりした洋食は子供や若者に人気があるようです。日本の家庭料理の範囲は広く、今では焼き餃子や麻婆豆腐などの中華料理も日本の家庭料理の定番となり、人気のある料理となっています。
自分で料理を作ることは、慣れないうちはとても大変なことです。献立から始まり、買い物、材料の下ごしらえ、調理等々。料理を作るために、まる一日の時間を費やすことさえあります。とても疲れますが、その後には必ず達成感があります。自分が作った料理を喜んで食べてくれる人たちの顔を見ていると、疲れも吹っ飛ぶでしょう。私が今まで、そしてこれからも家族や親しい人たちに料理を作り続けてゆくいちばん大きな理由はそこにあるのです。
少しずつでも、日本料理に限らず始めてみませんか?
このたび、三友圖書様のはからいですばらしいチャンスをいただき、日本の家庭料理のレシピ本を出版させていただくことができました。三友圖書の皆様をはじめ、程安琪先生、応援支持してくださった多くの方々に、そして私のいちばんの理解者である家族に心より感謝いたします。
日本の家庭料理が好きな方、興味のある方にこのレシピ本が少しでもお役に立てたら幸いです。
大原惠子